医療従事者への慰労金・・
都内も朝夕はめっきり涼しくなってきた。
雨戸を開けた時に入ってくる風は、ちょっとヒンヤリしていて、目覚めのタイミングに
は丁度良い。
とは言っても、まだ昼間は、蒸し暑さが残ってはいるが・・それでも、猛暑からは解放
された。もう、近くまで<秋>がやってきている予感・・・
さて、さて・・・職場では、またまた色々一悶着あって・・・
新型コロナウィル感染に伴なって、医療従事者支給慰労金関して、病院内仕事をする
私達のような事務職員(パート)も、その対象に入るか否か・・・
この話が耳に届いた頃は、私達は医療従事者でないのだから、資格はないと思って
居ましたが、厚労省が配布したマニュアルにある一文から、この場合は、私達も対象に
なりえるのではないかと思い、直接厚労省に確認した所、3つの条件が揃えば、対象に
なるという回答を得たので、その旨を踏まえて、慰労金担当の部署の確認をしたところ
「病院の方針で、対象にはない、除外です」ときっぱり言われてしまいました。
大元の厚労省が認めても、その下の各病院が申請者リストの入れてくれない限り無理。
しかし、どうにもこうにも腑に落ちない。教授の中には、当然対象者になると言って、
承諾した教授も何人もいました。その下で働く人達は、申請一覧に自分の名前を加える
と言っていますが、私は、教授から直々に今回は対象外と宣告されてしまった為
申請一覧には名前を載せられません。
このコロナ感染の中、最前線近くで仕事をせざるを得ない自分は、やはり、色々な
リスクを背をってやってきた。1日たりとも休むことなく。中には、感染が落ち着くま
で、有休を取った人もいた。結局収束の目途が立たないから、緊急事態宣言が解除され
た時から、また出勤しているが・・・
私は私なりの感染予防策を取り、今日まで頑張ってきた。しかし・・・病院のピシャと
言われると・・・頑張ってきた気持ちが、沈む。附属病院の微妙な関係ではあるが
私達のような仕事は、本当に幅広くやる仕事が多い。病院の仕事も、大学の仕事も、
両方に携わることになる。それを1人でこなさなければならないから、なかなか
大変な事。それを今回のような時に、切られる形を取られると「今後、病院関連
の仕事はお受けしません!」と言いたくなる。それが人情ってものではありませんか。
でもね、よくよく考えてみると、全てそれって、税金で賄っていくって事?ですよね。
コロナ感染の件では、大きなお金がどんどん動いています。有効な使い方としてなら
誰も文句は言いませんが・・・果たして、本当に必要な所の届いているんだろうか。
いつも思う。
いい子ぶるわけではないが、皆さんの税金を・・・慰労金、本当にお渡しすべき人達に
届くようにして欲しい・・・それが一番の思いです。