主人が定年退職をして、次の会社の変わった事で、収入はグンと減りました。
覚悟はしていましたが、毎月毎月切実に感じる今日この頃。
特に退職金を叩いて建てた終の棲家、嬬恋の家を維持するのだって、思った以上に
お金が掛かる事。都内にある家も維持しつつ、嬬恋の家、そして、生活。
今までは教育費や何やらと掛かっていた事から、解放されたのもつかの間だったかな。
今更ながら、もっと若い頃お金の使い方を気を付けていたら、もう少し貯蓄もあったの
かも・・・なんて、時々思います。やはり、若い頃は、無駄使いをしていたような気が
今になって思います。
今は<シンプルライフ>を謳い文句に、色々お話をされる方々がいますが、みなさんが
お話されることは、全て頷ける。確かにおっしゃる通り。でも、その事を若い頃は、微
塵も考えたことはなかった。
物欲が強い方ではなかったが、「これあったらいいかも。」と思えば、徹底的に研究し
て、購入を決めてはいたけど、それでも、買ったことで、気持ちが落ち着いてしまって
結局あまり使わなかったり・・そんな事がよくあった。
それはつまり、本当に必要ではなかったという事だったんじゃないかって事ですよね。
今も、色々購入したいと思う気持ちは、若い頃とさほど変わってないけれど、でも、や
はり、資金の面でかなり厳しい現在では、より一層考えるようになった。そして、
購入をやめる事が増えたように思う。それでも、生活はできるって事だから。
確かに便利な生活はよいけれど、不便もよいのかもって・・・
嬬恋は、まさに、何もないところ。外は街灯もないし、近所のコンビニもない。
夜は、月の光のみ。静かな夜に聞こえるのは、虫の声だけ。
昼間だって。人里離れているから、家の中が中心の生活。家の中にあるもので
生活が動いていく。それでも、なんとかなるもの・・・。
なけりゃあないで、何とかなるって事。
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