最後のあがき・・それが後悔にしない為の方法
答えを迫られ、私も気持ちをお伝えしましたが、一切聞いては頂けませんでした。そんな事よりも、大事な事は・・と切々とお話され、それを一番に考えて欲しいといわれました。この１５年間、私なりに科の為には、一生懸命やってきたつもりでした。だから、この科の損失になる事は、勿論避けたいとは思いますが、私から奪い取ろうとしているもの、それは、この年齢で手放せば２度と私の手には入らない。
でも、派遣の人は、私よりまだまだ若い。この先、私から奪い取らなくても、自分の力で手にすることができる。チャンスはまだまだあるのに・・・
私の一生の中で、最後の身分、肩書です。あと５年、派遣の人にこの身分を渡すぎりぎりの日を考えれば、残りは３年半も、私には許されないのですか。
他の方法はあります。やろうと思えばあります。その方法なら、私も派遣の人も、このままの状態で仕事を続ける事・・・できるんです。派遣の人は派遣ではなくなりますが、その代わり３年で部署を変わらなくてもよくなります。私も最後のご奉仕・・をすることができる、今の身分で・・・。
上司は何故聞いていただけないのでしょうか。ご自分の考えが一番だと、みんなにも一番良い方法だと信じていらっしゃるようですが・・・私にとっては、最悪の方法でしかない。
自分の身を守るために、今日も、色々な方にご相談してみました。色々な方が、色々な意見、時には厳しい意見もありましたが、皆さん、とても親身になって、相談に乗ってくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
八方塞がりと思い、落ち込み、やけになりそうになったり、涙が止まらなくなりそうになったり・・・感情は揺れ動き、静まる事はありませんが・・・
最後のあがき・・・そう思われたとしても、やっぱりこのままでは・・このままでは
後悔ばかりが残ります。後悔は、重たく私を押しつぶし続ける。
だったら・・生きている事さえ、投げ出してしまうかも。そんな風にはなりたくないから・・最後のあがき・・・させてください。
>
